ObsidianでMarkdown

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結局VSCodeがMarkdownを編集するにはプレビューにしても拡張機能にしてもベストなのでMarkTextを捨てたわけだが、frontmatterのタグなどで文書を抽出したいと思ったのでエディタを探してみた結果Obsidianに行き着いた。

とりあえず今回はipad os版に限って紹介する。
他にLinux,Windows,Mac,iPhone,Android版が存在する。

Obsidian を再発見

obsidian ios AppStoreの表示で気づいたが以前ios用Obsidianは入れたことがあったものの特に使用せずアンインストールしたようだった。

現在様々なプラットフォームで配信されているようなのでローカル用Markdwonエディタとして再び利用できるか検討してみる。

YAML frontmatter を表示

プレビュー状態で色付け表示するためにEditor → Display → Show frontmatterをONにする。

obsidia-nconfig

Obsidian の独自部分

ざっと見てわかった部分だけだが

  • ファイル同士のつながりのgraph可視化
  • ファイルからファイルへのリンク
  • YAML frontmatterを一部認識

ファイルの最上段のタイトルはObsidian管理用タイトルであって本文ではなくそこから下にfrontmatterを記述する。

Obsidianの独自拡張だが以下のようにすると他のMarkdownファイルへのリンクとなる。

[[2023-01-29]]へのリンク

これは昔のChangelogmemoのChalowでも実現していた機能なのでとても便利。

このように可視化されている

obsidian-local-graph

Markdown のプレビュー

Metadataとしてタグが認識されているのが分かる。タップすれば同じタグを持つMarkdownファイルを表示してくれる。

obsidian-tags

ネックは Astro との連携

現状AstroにMarkdownを取り込む方法が見当たらない

VSCodeのMarkdown拡張はプレビューも便利な上にAstroの補完が効くMarkdownも相まってローカルで利用する意味は薄い気がする

しかしfrontmatterのタグを認識する知っている限り唯一のMarkdownエディタな点は見逃せない